カテゴリ: 雑感

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行ってきた。
大学3年の授業の時以来だから、土黒さんにお会いしたのは7年振りくらいか。

「プライオメトリックエクササイズのためのコレクティブアプローチ」というテーマだったけど、プライオというよりはウエイトとかスプリントなどの全てのパフォーマンスアップの為に行われるトレーニング全てに応用出来る内容だった。いや、全てに応用というか全ての土台となる内容だったと思う。

身体が整ってないのにプライオやウエイトやったら故障するし、期待した効果も得られない。
姿勢の崩れはパフォーマンスの崩れ。崩れた土台には何も乗らない。
その土台とは何か?股関節?膝?足首?足裏?それもそうだと思うけど、靴も忘れちゃいけない。
崩れた靴にパーフェクトな身体乗っけても崩れる、と。

2つ目の講義のテーマは「持久力トレーニングのテストと評価からプログラム作成と実施まで」。
FTSテストの20分バージョンやった。徳島では5分バージョンだったのでめちゃくちゃ長く感じた。

野球って持久力いるか?って言われたら、野手なら1試合ではいらない。ただ日本の野球は長時間練習がデフォの世界だから、練習についていく為の能力として持久力は必要か。日本特有だと思うけど。



1.冬に毎日10km/h走るのは辞めろ!
せめて週1くらいにしとけ。当時の体重約70kgだったから、1回10km走ったらだいたい700k/cal消費する。それを週6だから1週間でだいたい4200k/cal消費する計算になる。体重増やそうとしてウエイトとか食事もしてたのにそれはちょっと非効率的過ぎた。

長距離走るのは元々好きだったし、2008年当時は野球雑誌のインタビューでも「走り込んだら球速伸びた」って人ばっかりだったので、なんとなく盲目的に走ってた。その中でも、当時明治大学のエースだった岩田慎司投手が毎日2時間のロードワークで凄く良くなったという記事にかなり影響された覚えがある。まあ高校時代で125km/hから146km/hになったから伸びたっちゃ伸びたけど、ここまで走り込まなければ147km/hくらいは出たんじゃないか?(タラレバ言っても仕方ないが)

2.ウエイトのメニューは中々良かったぞ。
やっていたのはほぼ6つの種目だけで、
BSQ
DL 
BP
Power Clean
Pull-up
Dumbbell Row
これくらいだった。と言うかこれ以外のウエイト種目はほとんど何も知らなかった。
この中から1日3、4種目を選んで基本10レップ×3セット。腹筋は8種腹筋というメニューがあって、それを毎ウエイトで行なっていた。
高校生にやらせるにはシンプルで非常に良いメニューだと思う。これに肩の種目としてFull CanとLandmine Press入れたらもうかなり十分な感じ。

高3の春には、
BSQ 120×1 パラレル
DL 150kg×1 床からノーストラップ 
BP 90kg×1 止めなし
PC 90kg ×1 ノーストラップ
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↑当時のノート。

これくらいの1RMにはなってた。ただ惜しむらくは、マシンを全くやらなかったこと。公立高校には珍しく一通りのマシンが揃っていたので、せめてレッグカールだけはやっといた方が良かったと思う。

7月13日に野球部を引退してからもずっとウエイトとランニングだけは継続してたら、
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高3の1月にはこれくらいまでは伸びてた。


3.サプリメント摂れ!
高校当時は全くサプリメントに興味がなかった。せいぜいクレアチンをちょっと聞いたことある程度。部にプロテインはあったから練習後に飲んでだけど、サプリメントと言えば本当にそれくらいだった。
毎日の運動量がとんでもなく多い高校生こそサプリメントを有効活用するべき。
今の知識で当時の自分に摂らせたいものを厳選するとしたら、 

1.プロテイン
2.マルチビタミンミネラル
3.クレアチン
4.ナイアシン
5.アルギニン
6.ビタミンC大量
7.強力わかもと

せめてこれくらいは摂らせたい。これ摂って高校野球2年3ヶ月過ごしていれば、高3夏の体重が75kg→78kgくらいにはなったんじゃないか。

4.遠投やってたのは良いぞ!
高2秋からは毎回のキャッチボールで最大遠投を10球くらいはやってた。当時は110mいかないくらいだったと思う。やっぱ遠投やる様になって球速伸びた感はある。ただインシーズン中は週5やってたから、週3くらいでも良かったかなと思う。


5.月火ノースローの判断は良かったぞ
高2秋にピッチャー専念になってからは、基本的に土日2連投で2完投がデフォだった。練習は基本任されていて自由が効いたので、月曜だけノースローだと何となく足りない気がして火曜もノースローでひたすら走ってた。
球数少なく抑えられるタイプでもなく土日両方100球超えが普通だったので、故障を予防する為にもこの判断は正しかったと思うし、それを許してくれてた高校時代の監督には本当に感謝したい。

6.プルダウン(オーバースピードピッチ)はやり過ぎるな!
当時はDrivelineのDの字もない時代だったので、プルダウンなんて言葉を知る由もなかったけど、それと全く同じ事はやってた。
当時は(今も)速い球投げたい!としか考えてなかったから「速い球投げるには速い球投げれる神経を作らないと」と思って、思い切り走って助走付けてぶん投げる練習を一時期結構やってた。それを暫く続けてた結果、肩インピンジメントになって2週間くらいノースローにする事になった。
毎回のプルダウンで少なくとも2カゴくらい、多い時はもっと投げてたので、下手したら100球近くプルダウンした事もあったと思う。
そりゃ痛めますわ。
DrivelineのHKC読んでも、色々な重さのボール使って行うプルダウンでもだいたい20球以内だし、ちょっと量が多過ぎた。

7.もっとスプリントとプライオメトリクスとメディスンボールスローをやれ!
当時走ると言えば長距離ばかりで、スプリントは本当にアップでの数本くらいしかやってなかった。当時の自分には「そんなにミトコンドリア鍛えて何がしたいんだ⁉︎」と説教してやりたい。
ピッチングの動きなんて有酸素系はおろか解糖系ですら使わない(そりゃ勿論生きている限り0ではないけど)。ATP-CP系で全て賄える運動の能力を向上させたいのに何やってんの。

とりあえず長距離ジョグやってた時間を
Sprint 30m
Bounding
Skater Hop
Broad Jump
Vertical Jump
Depth Jump
Tuck Jump
Med Ball Throw各種

これらに当ててたら高校時代もうちょっと球速出たんじゃないか。



とりあえず高校時代の自分に言いたい事はこれくらいでそんなに多くない。練習を強制される事は何もなかったし、自分のやりたい様にやらせてもらってたので(その環境とのギャップで後々苦しむ事になるが)、後悔という感情はあまり出てこない。

もう何年振りか分からないくらい久し振りに、投球後に筋肉痛きた。僧帽筋中部、菱形筋あたり。凄く懐かしい感覚。全く不快な感覚ではない。もっと球速速くなってきたらもっと強い筋肉痛になると思う。


午前中はリハビリへ。

課題は、

右肩水平内転硬い

右肩水平外転硬い

2nd内旋やや弱い 左との差が10ほど。

2nd うつ伏せ内転弱い 左との差が20ほど。


来週までには改善させたい。



8/27 Garden Workout

1.スナッチ 40+チェーン12k×5×3

2.DL 100+チェーン24k+バンド×5×5

3.ノルディックハムカール 2×8

4.フロアプレス 60+チェーン×6

5.ベントオーバーロウ 

6.ランドマインスクワット&プレス

7.バーベルツイスト

8.プルオーバー 


午後は庭でトレーニングして、そこまでは良かった。

その後プライオケアやったら左肩前方脱臼した。人生通算4回目。2kgのプライオケアボールを、後ろにボールを置いていく様な感じでしなりを意識して投げたら1球目から外れた。

私の野球人生、調子良い時に限って何か起こる。

4ヶ月前にもクリーングリップスナッチ60kgで左肩脱臼して、それから何回も軽重量のスナッチは出来てたし左でも野球ボールは投げれてたし、もう問題ないかなと思ってたけど甘かった。

確かに、左で投げた後はほんの少しだけ肩が緩い様な感じがなかったとは言い切れない。右肩が10/10で、いつもの左肩が8/10の緩さだとしたら、7.6/10みたいな感じはあった。

その状態で2kgのプライオケアボールは投げるべきじゃなかったのかも知れない。
外れてからは、近くの病院で色々な角度で引っ張ってもらったりしたけど「肩周りの筋肉が多過ぎて肩がハマりません」と言われて、麻酔で緩ませてからじゃないと出来ないという事になり、ちょっと大き目の病院に運ばれた。そこで何かの麻酔を6mm打ってもらって内旋法?とかで整復してもらった。麻酔は完全に眠っちゃう感じではなく、何かちょっと意識が遠くなるだけのものだった。ハマる時はそこまで痛みはなかった。麻酔なしで色々引っ張られてる時とかレントゲンで仰向けになって待ってる時が一番痛かった。移動時もコッドマン体操のポジションにしとかないと激痛でかなりキツかった。

今回の整復で骨折とか骨片があったりしたら、手術しないとまた繰り返す事になる、と医師の方から言われた。
ここまで投げる方は順調に来たのに、左肩手術する事になったらリハビリがまた停滞する事になるしちょっと痛い。なんとかトレーニングだけで脱臼克服出来る様にするしたい。千代の富士が腕立てで克服したっていうし、やってみるしかないか。

こんな左肩になってしまったそもそもの原因は何かと言えば、大学1年の時にやった人工芝で左右にノックで振られて飛び込んで捕るっていう素晴らしい練習の際、変な体勢で突っ込んで左肩バキッと痛めた事。右肩だったらそこで野球人生終わってた。

ただまあ結局は突っ込んだ自分が馬鹿だった訳だし、今更それを言っても仕方ないし今後の事だけ考えるしかない。とりあえずはスナッチと左投げは当分の間は自粛かな。

まあちょっと強引に今日の事を無理やりプラス思考に持ってくとすると、脱臼して肩を入れてもらうまでの間殆どの時間をコッドマン体操の姿勢で過ごして右肩甲骨の外転はずっと意識させてたので、前鋸筋がかなり鍛えられたので良かった!という事が言えるかも知れない。
まあ人の悩みはその人の解釈によって消える事もあれば悪化する事もある。無理やり良い方に解釈しよう。


ただ現実的な策としては、ブロメライン クレアチン ビタミンC アルギニン プロテイン など、炎症を抑えて治りが早くなりそうなものは取り敢えず大量摂取したい。

22時 ビタミンC 3g
6時 2g
9時 2g
10時 2g
11時40分 2g
13時30分 1g
いつもならこんなに摂ったら完全にお腹下すけど、今回はちゃんと体内で使われてるのかそうはなってない。


前にも似た様な内容の記事書いてたと思うけど、TylerがSTACKに書いたって言うので読んでみた。
言ってる事は概ね肯ける。ただやっぱ肩の負担を考えると深く降ろすダンベルベンチプレスも、どうなのかなっていうのはある。まあ自分もたまにやるけど。


午後は筑波高校へ。









やる予定はなかったが、平良海馬投手を見てたらやらずにはいられなくなったので2日連続のウエイト。


英語の勉強も兼ねてTopvelocityの動画見た。


ちゃんとS&Cやってないで投げ続けてるピッチャーは、肩の筋力弱くなって故障する事が分かってる


ピッチャーは利き手側の肩、特に外旋が弱い傾向にある


投げてるうちにブレーキ何度ともする事で内旋硬くなるよね 水平外転も同じく


球速い人はレイバックで60lbの負荷かかる


リリースでは、体重の150%の力で腕引っ張られるよ


軽いチューブではそんな強大なforceに耐えられないよ


オーバーヘッドプレスやる時、肩甲骨上方回旋出ずに上腕骨だけでやるとインピンジメントするよ


言ってたのはこんな所か。



概ね賛成だが、ヘビーなバーベルのオーバーヘッドプレスはあまりやる気にはならない。






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